フェリーでパレルモからナポリに移動していきます。
ちょっとブレてますが、パレルモを離れた時の景色。
そのまま一日かけて移動しますが、ナポリにつく頃にはもう朝なのでこんな感じの景色でナポリに到着します。
ちなみにパレルモからナポリに行く方法はもちろんフェリー以外にもあるのですが、フェリーはDirect ferryを使えば簡単に検索できます。
調べると、20時が20時15分とかのフェリーだけなので、実質選択肢はないのでどちらでもよいかと思います。港ではいきなりフェリーに行くと乗船できないので、港で事務所にいって発券処理することは忘れずに。
朝に到着するのと、宿は都度都度取る方針で進めていたので、到着後は歩きながら宿探し。港の近くにそこそこよさそうなホテルがあったので、Hotel Napoli – Palazzo Turchiniというホテルに。何より地下鉄が近い、ホテル付近のレストランが豊富、港に近い、などなどでよいのと、そもそもホテルは泊まるだけなのでそんなに影響がない、というのがポイントかと思います。
さて、7時過ぎにナポリに到着して宿に入ったので、とりあえず町観光へ。
まずはカテドラルに。
そのあとは近場だったので、意外と知られていない穴場といわれるサンセヴェーロ教会(Museo Cappella Sansevero)に。対しておおきくもない教会、かつガイドブックでもあんまり紹介されていない教会なのですが、個人的にはナポリ観光の大当たりの一つといってもOKかと思うくらい、彫刻がすごい。
内部がかなり厳しく写真撮影が禁止されているので、人様のサイトで恐縮なのですが、以下の彫刻が見られます。

キリスト彫刻の最高傑作と言われるものだそうで、ずっと見ていても飽きないレベルの完成度になっています。
ちょうど昼飯くらいになったので、その辺のイタリアンでナポリ名物のピザを食べてから次はケーブルカーで山頂へ。
山頂からの景色
続いて王宮へ。
写真が少なくてあれなのですが、王宮前のカフェ(Gran Caffè Gambrinus)がすごくおいしいのでお勧めです。
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ナポリ観光はもっと深ぼれるのですが、とりあえずナポリの目的はカプリ、アマルフィに行くことでもあったので、一泊してそのままナポリからカプリに向かいます。
カプリに行くときの船の情報は調べると死ぬほど出てきますが、とにかく酔います。これは冗談じゃなくて本当に酔うので、気を付けたほうがいいです。
写真の通り、船員さんがビニール袋を笑顔で配ってくれますが、間違いなくもらうか、後ろの風に当たれるエリアを押さえておくほうがいいです。決して座らないように。。。
ちなみに、ダイビングのテクニックですが、遠くの動かないもの(くも、しま)を見るというテクニックで30分我慢できれば、一応カプリ島にはつくことができます。
なお、カプリ島につくと、半分くらいの人は港でグロッキーになっているので、カプリ島を有意義に過ごすためには絶対に酔い止めテクニックは押さえておいたほうがいいです。
カプリ島の目的は、当然ながら青の洞窟ですが、これが波が荒くて全然ダメ。事前にサイトで確認できる、という情報がありますが、これは本当で青の洞窟狙いの人は確実に事前にサイトで見たほうがいいです。日本語で教えてくれるサイトもありますが、英語でも公式情報があるので、そちらを見たほうがいいです。
日本語:http://www.italiaexpress.net/taiken/ao-no-doukutsu.html
英語:https://www.capri.net/en/s/la-grotta-azzurra
この英語の情報は外れないのと、朝時点で更新されますので確実に見たほうがいいです。カプリに泊まる予定がない場合でも、フェリーは11時くらいのものもあるのでサイトで見て青の洞窟がOKと確認できたら、直接船着き場でチケットを買っても十分に間に合います。
仕方ないので、青の洞窟はあきらめて、ほかに赤の洞窟、緑の洞窟等いろいろセットになっているツアーに参加。これはその辺の港らへんでいくらでもツアーがあるので、港についたらその場で予約してしまえばよいかと思います。青の洞窟が入っているものもあるので、もし運がよければそれでもいいと思います。
ちなみにのった船はこれ
ツアーはこんな感じ。説明は全部英語ですが、まあそんなに難しいことを言わないので、英語が得意でない方もガイドブックで予習しておけば行けると思います。
ツアーが終わった後は、ケーブルカーでカプリ島の高級エリアに行ける、ということでさっそく移動。
高地からの景色はこんな感じ。
カプリ島内部
カプリ島名物の時計台。カプリウォッチのデザインにもなってます。
さて、カプリ島には泊まらない計画だったので、そのままアマルフィに一日で抜ける計画に移行します。
カプリ島からアマルフィへの直行便というのもあるのですが、一日数便しかないので、これを狙って移動しようとするとカプリ島で何もできなかったり、足止めを食らって結構悲惨な目にあいます。現地情報で考えたプランは以下。
カプリ島 → ソレント → バスでアマルフィ海岸移動 → アマルフィ → サレルノにバスで抜ける → 高速鉄道でナポリに戻る
カプリ島からサレルノに抜けるという案もあるのですが、①ソレントを経由するほうが揺れる船にのる時間を減らせる、②ソレント経由のほうがバスでポジターノが見られる、③アマルフィ海岸をバスで移動するのでニースではまった地中海のがけの景色を楽しめる、の3点で上記ルートに決定。
もともとはアマルフィからソレントに戻る、という案でソレントからバスでナポリに戻ろうと思ったのですが、現地でソレント→アマルフィのバスに乗ると如何せん遠いのと電車の本数が少ない(駅としてはサレルノのほうが大きい)ということで、急遽サレルノからナポリに戻ることにしました。結果、これは大正解だったので、日帰りで抜けきりたいひとはお勧めです。
なお、ソレント→アマルフィのバスは一時間に一本、アマルフィ→サレルノのバスも一時間に一本、です。時刻表がないので現地で確認する必要があるのですが、イタリア語しか話せない人が多いため、出発前のバスに乗っている乗客に確認する、というのが一番確実な手です。
ソレントもサレルノも写真撮ってたのですが、アマルフィがメインだったので以下のような感じ(旅行記なのに写真が今回は少なくてしかも汚い。。。)
異常なまでの移動距離の一日でしたが、無事ナポリに到着。翌日はローマにもどって、トレビの泉に「もう一回来たよ」とご挨拶してイタリアの旅は終わりました。
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