イスラエル初日です。
まず、すべきは宿探し。地球の歩き方を持っていない俺は、マキちゃんに全部頼ることに。
全部の情報をノートに書いて整理しているので、非常にありがたい。。。
が、狙っていたホテルは満室ということで、急遽、噂のイブラヒムハウスに行ってみることに。
マキちゃんノートによると、75番バスらしいので、75番バスを探す。
結局探すのに時間はかかったけど、最初にキングフセインから来たバスの到着したあたりから出るターミナルでした。
バスに乗ってる間にいきなり雨が降り出して、かなり困ったことになったけど、「イブラヒム」って言うと、誰に聞いてもみんな知っているという。。。
特に困らずにイブラヒムハウスに到着。。。
とりあえずほぼシングルみたいな部屋を押さえられたのでよかった。
イブラヒムハウス自体は、寄付で成り立っているそうなので、是非泊まる方は寄付してあげてください。
寄付するだけの価値はある宿だと思います。
飯食いたい放題、Wifiフリーだし。。。ホットシャワー出ないけど。
とりあえず昼ごはんをイブラヒムからごちそうになって、時間もないのでエルサレム観光に。
アンマンであった男性が、豆はイスラエルで食いあきた、というのが納得な豆っぷり。
まずは、近場から攻めるということでオリーブ山へ。
旧市街の全景
山を下って、裏側から入る形で旧市街へ。
ちょうど裏側(ムスリム居住区あたり)から入ると、まさにヴィア・ドロローサに入れるので、イエスの判決から処刑までの道をたどることにします。
1.判決
エルオマリヤスクールの校庭が見つからなかったので、いたしかたなく写真なし。。
確かに道を見てると、結構大変な道。。。
さすがにつまずいた直後なので、かなり真横にあります。
この布に後からイエスの顔が浮かびでたとか。
ちなみにその布は、どこぞのキリスト教会が厳重保管していて非公開。
8.イエスのために泣く娘たちに、自分のために泣くなと言う場所
7番からちょっと奥まったところに入るので、十字架を背負っているとすると、結構大変な動きをしている。。。
旧市街の小道をかなり奥に行ったところにある。
しかも行き止まり。。。
なぜこの袋小路にイエスが入ったのかは正直、よくわからない。
というか、この袋小路を見つけるのさえ難しかった。。。
内部に、イエスがなくなった場所(ゴルゴダ)に香油を塗った場所。
熱心なクリスチャンが競うように、この木に手、頭、体、十字架といったものをこすりつけて帰っていきます。
本当は中に全部流れを追って、祀ってあるエリアがあるのですがあまりに人が多くて、写真も汚いので、奥にあった壁画を。
というわけで、ヴィア・ドロローサを一周してきました。
続いて、無宗教な我々としては、嘆きの壁をみることに。。。
嘆きの壁は男性、女性が分かれているので、マキちゃんとは別行動に。
正統派ユダヤ教な方々は、黒いシルエットのスーツで、何度もお辞儀をして、紙を嘆きの壁に挟んでます。
ちなみに、壁に入る際には、頭を隠さないといけないので、キッパが無料で置いてあります。
岩のドーム、神殿の丘は時間の都合と、ムスリムじゃないと入れないということもあって、今回は行きませんでした。
ガイドブックの話をそのまま載せることになりますが、なかなか旧市街は深いです。
まず、4つの宗派があるのは前回書いた通りだけど、それ以外にも、ユダヤ人とアラブ人の関係が壁にも見えてきます。
中の岩のドームは現在はムスリムしか入れない通り、預言者やイスラムのための神殿で、いってしまえばアラブ系の建物。
でも、もともとドームがあった神殿の丘は、その名の通りユダヤの神殿があって、歴史的な流れから、ユダヤ人迫害、イスラエル追放、というのがあって現在は神殿がない。
その流れで、嘆きの壁(正式には西の壁)を挟んで、神殿の復興とメシアの降臨を願うユダヤ教の巡礼地になった、という感じ。
イスラエル自体は世界中に分散させられたユダヤ人が復権を願って作った国でも、内部にはやはりアラブ人、イスラム教の建物が残っている。
今、その国の中では、パレスチナのようにアラブ人を逆に迫害する歴史が生まれているわけです。
旧市街を何も知らずに歩くだけでも、人種、信仰、世界観を考えさせられるというのは、なかなかすごい場所でした。。
さて、明日はテルアビブの予定でしたが、午前中はパレスチナに行ってきたいと思います。
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