ロードバイク買いました、そして沼へ

もともと、2012年くらいに速い自転車が欲しい、自転車通勤したい、という欲望でクロスバイクを買ったのですが、ついにロードバイクに手を出すことになりました。以下のほうで細かいことを書いてますが、探すだけで半年以上はかけていて、超大変な旅だったのです。

ブログの読者は少ない自信はありますが、もし高身長の方でロードバイクに悩む方がいればぜひ参考にしていただけると嬉しいです。

サイズ選びの沼

とにもかくにもサイズではまりました。。。

実はクロスバイクのときも難航。。。

僕は実は日本人にしては身長がかなり高いほうなので、靴にしろ服にしろほとんどサイズ余りのものを選んで買うような人生でした。今でも継続している趣味も、サイズ感が影響する話は結構解決できてしまうことが多かったのです。(金で解決したのもあるけど)

例えば。。。テニスはラケットは身長関係ない、ランニングは靴なのでサイズが大きいやつを買えばいい、ダイビングはウェットスーツは基本的に借りる、スキー・スノボも板はカービングのおかげで短くても乗れる。。。ゴルフは超アップライト+長尺と十万ちょっとでオーダー、とそんなに不自由なかったわけです。

自転車の世界はそうもいかないんですよね。スポーツバイクの世界だと、やれ腕の長さ、足の長さ、身長によってそもそもフレームサイズを変える必要があって、僕の身長に適合するサイズはいわゆる規格外で色とかスペックとか偉そうなことは言えず、もはや米系メーカーの限定入荷、みたいなものしか乗れないわけです。

当時もそんなこんなで今は閉店してしまいましたが、YsRoadの赤坂店で唯一入荷したJサイズというのを数か月虎視眈々とネットを物色していたところで見つけたわけです。ちなみにJサイズ、というのはS、M、LとかではなくJumboサイズだそうです。店員さんに聞いてみたところ、

店員さん
店員さん

「いやー日本人で乗れる人がいると思わなかったです、ここ赤坂なので外国人の方でも、跨いで辞める方が多かったので」

とのこと。結構さっぱりと言われましたが、とりあえず当時は買えてよかった、という感じでした。

ちなみに買ったメーカーは当然ながら米系でCannondaleのQuick3というもの。確か半額セールとかで買ったのですが値段は5万くらいしかような記憶です。当時は色だけでBianchiとかGIOSとか欲しかったのですが、いわゆる日本人サイズしかなかったので全くもって歯が立たずあきらめました。

ロードバイクもサイズとの闘い

ロードバイクは調べてみると、ざっくりクロスバイクと似たような仕組なので、「簡単じゃーん」とタカをくくって調査開始。調べてみたところ、自分の身長に合わせて、YsRoadに書いてある適正慎重にはまればいいでしょ、と適当に選んで店員に合いますかね、と聞いてみる。

店員さん
店員さん

クロスバイクとジオメトリが全然違うんでちゃんと見たほうがいいですよ

えっと、、、ジオメトリってなんでしたっけ。。。。いきなり専門用語でつまずく始末。ジオメトリというのは要はフレームのサイズや角度、寸法に関するものらしく、これが超重要とのこと。(したみたいなやつ)

CANONDALE 2017 ROADBIKE CAAD12 105 SIZE GEOMETRY 2(キャノンデール 2017年モデル ロードバイク キャドトゥエルブ サイズ ジオメトリー)

いろいろ調べて結構詳しくなったのですが、すごく見ないといけない点は、「水平換算トップチューブ」、「フレーム形状」の2つと判明!下の絵でいうところの、B/Cってやつですね。

CANONDALE 2017 ROADBIKE CAAD12 105 SIZE GEOMETRY 1(キャノンデール 2017年モデル ロードバイク キャドトゥエルブ サイズ ジオメトリー)

最近の自転車はみてみるとわかるのですが、ハンドルとサドルをつなぐチューブ(トップチューブ)が、曲がっていてサドル部分がやや低くなっています。逆にちょっと昔?のモデルなんかをみると、水平にチューブがつけられています。それぞれ曲がっているものはスローピング、直線なものはホリゾンタルとかストレートとかっていうそうです。スローピングのほうが重心が低くて剛性が高く軽い、とか能書きはあるのですが、正直見た目で選べばいいと思います。(数十グラムの最適化で秒を争うことを初日からするひともいないはず。。。)

実はスローピングでもストレートでもいいんですが、サドルからハンドルまでの距離感は一度自転車を買うともう変更できません。足の長さはサドル高で調整ができます。というわけで、ここを軸に自転車を選ぶことになります。トップチューブはスローピングとストレートで同じ長さだったとしても、”実際に乗った時の長さ”は、サドルからハンドルまでなので純粋なトップチューブでは比較できません。トップチューブが「水平だったとしたらどのくらい」というのを測ったものが水平換算トップチューブになります。実際問題、これで決めればよいかと思います。

ちなみに、トップチューブで選び始めると、予算、色とかで制約が出てきます。個人的なおすすめは、サイズは妥協しない、色は多少妥協・でも嫌な色は買わない、予算は最終的にサイズと色を見た時のバランス、という感じと思います。サイズと色は変えられないので、ないなら無理に買わずに待って新しい出物が出るのを待つのが正しい選択だと思います。(そんなこんなで半年以上中古を調べ続けました)

オンラインとの闘い

さっそくいろいろ調べてみると、やはり予算との兼ね合いから中古を選ぶことに。中古になると、サイズもなければ、ブランドもなければ、色もなく、予算も全然合わない。。。もはや選ぶというのは不可能な領域に入ってきます。

結局買えたのですが、最終的に半年以上ひたすら「ロードバイク 中古 58」というキーワードで週一で検索し続けるという日々でした。。。

そんなわけで、まずはサイズ、色、金額の目標を立てたうえでとにかく調べまくる、というのがよろしいかと思います。なお、オンラインで何となくで選ぶのは絶対にやめたほうがいいです。

オンラインは安いのですがサイズは実際に乗ってみないとわかりません。これはジオメトリ表を手に入れたとしても、結局ジオメトリ表を読んで判断するだけの能力は初めて買う人には絶対ありませんし、一度はお店へ、そのまま当てはまりそうなものをひたすら探すのが良いかと思います。

そして耳年増はスペック沼へ。。。

そしてガンガン調べれば調べるほどに、今度はパーツがどうのこうの、というスペック沼に入り込んでいきます。

正直スペックはあんまりこだわらず。105以上にしとけば後悔せず

僕も悩んだのですが、(ちょっとマニアックですが)付属しているパーツはいろいろ勉強して詳しくなるものの、2018年仕様105と2013年仕様Ultegraどっちがいいの?というようなスペック沼が待っています。結論としては105以上ならばあんまり差がない、とりあえず後輪は11段を買えば後で泣きを見ない、という話だと思います。

ロードバイクはプラモデルみたいなものなので後でいろいろ変えればよいのですが、大損しないという観点だけでいえばサイズ重視、コンポは105以上11段ならあとで困らない、ということだけ押さえておけばよいかと思います。

細かい説明は省きますが、ロードバイクのレースに出よう、と万が一やる気満々になった場合、レーススペックのコンポかどうかというのを確認されるケースがあるそうです。その時、シマノの105以上というのが基準だそうで、万が一を想定されるのであれば105以上にしておけば問題は起きないと思います。

105以下にしたときに想定されるリスク

まず先に。。。僕は105推しでも何でもないのですが、万が一の時に困ることを紹介しておくと、2020年現在だと105より下にすると後輪ギア数が10段になります。これが結構クセモノでギア数が増えると幅が広がるので、薄いホイールにしないと入らない、という物理的な問題が起きます。

なのでコンポだけ良いのに変えよう!とおもっても、実はホイールを変えるとかいろいろ発生して、結局すごい高い出費が後で来てしまう、という話につながります。正直なところ僕を含め初心者はコンポの違いでどうのこうの、なんてのは分からないのでどうでもいいのですが、少なくともここを守れば何が起きても将来は安心よ、という話かと思います。

中途半端な紹介になってしまいましたが、ロードバイクを購入検討されている方がいれば少しでも参考にしていただければと思います。

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