元々ゲルに泊りたい!と始まったモンゴル旅行なのですが、ゲル泊で色々調べてみるとテレルジ一泊が定番というのが分かったのでテレルジ一泊ツアーを申し込みました。
テレルジはウランバートルから東側に向かいます。道中はフスタイと差がないので略。。。
とりあえずメジャーな観光地の亀石とお寺。


ちょっと雑な説明をしましたが、お寺はガイドを付けると結構面白いです。ブッダの姿である白い白人、モンゴル仏教は密教ではなくややカラフル、チベット仏教の影響を受けている、Ovooがここでも出てくる、など統合した話を聞くとすごく楽しめます。
その後はノマドゲル訪問です。


ノマドは資源(水、木)に恵まれない暮らしなので、あらゆる工夫がなされています。獣の革を使ったフェルトによる防寒、家畜の骨の利用、木の代わりの燃料としての家畜の糞(写真)、木は切らずに倒木を使う、など色んな工夫を説明してもらえます。
さて、テレルジで個人的な一押しはやはり星空です。ゴビ砂漠までいけばもっとみられるのかもしれませんが、石炭もくもくのウランバートルから一時間ちょっとの草原の星空がここまでキレイなのかと感動しました。



携帯でも工夫してとればこんな感じの写真が撮れるくらいの星空でした。朝もすごく気持ちのいい澄んだ空気が楽しめるので、朝の散歩も絶品です。

翌日はチンギス・ハーン像を見に行きます。高さ40メートルだそうでかなり観光客であふれています。

この後はウランバートルに戻って観光しました(2日前の記事参照)
さて、、、以下はツアー選定の反省文です。
ツアーは現地の知り合いにもおすすめされたHISと後輩にオススメされたVeltraで悩んで、結局色々出来そうだと思ってVeltraにしたのですが、個人的には失敗でした。Veltraのツアーが悪いわけではなく、ツアーとしては非常に良かったと思っていますが、後輩と自分の旅行のスタイルが違ったのが問題でした。(多分HISにしても同じ失敗した)
問題はゲルで、日本から申し込むツアーは確認しないとほとんどがツーリストゲルというもので、床暖房があったり、シャワー完備だったりと、ほとんどグランピング気分のゲルになります。これはこれで全然いいのですが、僕はノマド民のゲルに泊って不自由を含めたゲル生活を体験したかったので、これは正直なところ失敗でした。
またVeltraの旅行行程を後で読んで気づいたんですが、ごはんが「洋食またはモンゴル料理」でした。旅行先ではその国の料理にどっぷり、という旅行スタイルが好きなので、モンゴル料理にどっぷりという気分だったのがポークステーキ、カレーだったりと完全に洋食だったのも失敗でした。後輩の時はどうやらモンゴル料理だったようで、この点は完全に盲点でした。
というわけで色々不完全燃焼が残るゲルでした。旅行が終わって詳しくなった今思えば、テレルジはそもそも旅慣れない旅行者向け(ゴルフコースがあったり、乗馬場があったり、と雰囲気もすごくそれっぽい)なので、一泊でもゾーンモド、二泊組めるなら南ゴビツアーに行く、後は日本語でも見つけられるゲルホームステイプラン(日本語で「言語が話せないと辛い」との脅し多数ですが、行った感じどうにかなる)にいく、などが良いかと思いました。
英語が話せる(現地の方も結構カタコト率高いので、コミュニケーション取れるレベルで十分)場合は、「mongolia tour gel stay」とかそういうので検索してしまったほうがいいかもしれません。
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