【世界一周旅行】VISAチェック(インドビザ対策)

続いてはVISAについてです。
これがかなり曲者で、早期にチェックをすべき項目の一つです。
個人的にブラジルを経路に入れようと思っていましたが、VISAのためにスケジュールを変更したくらいです。

とりあえず行く可能性がある国については、全て以下の項目を確認すべきです。
世界一周で項目を組む前にやった方が本当にいいです。
 ・行く国(行きたい国、興味のある国、入国可能性のある国)
 ・VISAの必要性
 ・必要でも事前取得が不要なケースの取得方法(現地でスタンプ買う、とか)
 ・パスポート残量の確認(必要残ページ数)
 ・入国時の注意事項(税金含む)
 ・出国時の注意事項(税金含む)

VISAの有無は当然ですが、意外と盲点になる(といわれている?)のがパスポート残量です。
国によっては、空白ページ3ページが必要、なんてところもあるようです。
世界一周ともなると、行く国が多くなるので、必然的にパスポートのスタンプも増えます。
パスポートの増刷自体は結構簡単らしいですが、途中で大使館に立ち寄るのは非常にロスなので、避けたいところです。

また、入国出国時の税金も確認しておいた方がいいです。
いろいろ調べて知ったのですが、世界三大通貨がユーロ、ドル、円とはいえ、ドルも最強ではないらしい。
いきなり現地通貨で払え、とか言われてもしんどいですよね。
というわけで、出るためにいくらかかるのか、クレジットカードは使えるのか、キャッシング施設は近くのあるのか、くらいは抑えておいた方がいいようです。
(クレジットで入国税が払えるという国もあるらしいですが。。。ホントかよ。)

ちなみに、今回痛い目にあいそう(まだ結果待ち)なのはインドビザです。

東京に住んでる前提で、オンラインビザ申請をしてみると、これまた超メンドクサイ。
申請プロセスはウェブによると、
 1.オンラインアプリケーションを入力
 2.予約した日にビザ申請センター(茗荷谷)に行く
というだけなんですが、まずこれが嘘なのでハマるんですよね。

当然上記のルールに従うと、一週間もあれば取れそうな香りがするんです。
しかし実態は、、、、
 1.オンラインアプリケーションを入力
 2.オンラインアプリケーションシートを印刷。
 3.シートに書いてある日(入力してから数日後)に申請センターに行く
 4.申請センターで写真付のシートを提出(提出だけ。。。)
 5.オンラインプロセスに乗ったかを自宅で確認(WEB)
 6.プロセスが通ったら申請センターに取りに行く。(10営業日?)
らしいです。

まず、入力項目が死ぬほど多い&オンラインなので誰も助けてくれないです。
オンラインでの入力項目が間違っていて、当日申請センターで多数の人が、
 ・オフラインを辞める手続き(英語でCancellation Letterを書く)
 ・オフラインエントリーフォームの再記入
 ・100人規模で行列に並んで申請する(当然、申請のみ)
というのをやっているわけです。

俺は一応正しかったらしく、申請センターで行けたので大丈夫でした。
が、ワナは違うところにもあります。それは申請日。
アプリケーションシートに書いてある日付と、オンラインでのフォーム入力後に予約する日付がまったく違うのです。
 シート印刷された情報では 11月16日 10:30~(Reserved)
 入力後のフォームでは 11月20日 時間指定なし
とか出るんです。(ちなみに入力日は10日)
なので、当然印刷前は20日に行けば取れると思ってたわけです。
で、行ってみると16日も、20日もまったく関係なし。入力した日の翌日に行けば良かったと思ってます。

続いて、申請時にも次のワナが。。。それは写真サイズ。
申請センターでまったく同じミスをしている人が多数いました、
オンラインだと4.5×3.5の写真が必要と書いてあります。しかし、実際現地に行ってみると、必要なのは5×5の写真。800円無駄にしました。
仕方がないので、現地の横に証明写真の機械があるので、そこで撮影することに。で、ここにもトラップ。
「4.5×3.5」の左側に「インドビザ申請サイズ」って書いてあるんです。
というわけでこれから行かれる方は、写真は現地で確認してから撮った方がいいです。
ちなみに2012年年末時点では、5×5が正解です。

次が申請処理。
ここではパスポートを取られます。(まあ、貼り付けるので当然ですが)
俺の場合、出発が12月1日なのでもはや営業日がギリギリなのです。
下手すると出発時点でパスポートがインド大使館にある、なんて状態が起きるわけです。
そんなわけで、冷や汗かきまくりなわけです。

他のブログ等を参照すると、
 「E-ticketナンバーとレターを出すと、処理が速くなる」
とか
 「言えば翌日にVISAなしで返してくれる」
これらの情報は間違ってませんが、あんまり正しくないです。

実際27日時点で、Web Statusチェックを見てもVISAが出ていなかったので、焦って申請センターに電話しました。
ちなみに電話するタイミングが悪いと当然出ませんし、何も教えてくれずに冷たくされます。
お勧めは申請とパスポート渡しの間の時間になる、16:30位。この時間は電話に優しく出てくれます。

さて、電話の方法論は良いとして。。。
VISAを高速化させる方法はいくつかありそうです。(Tourist限定)
電話で言われたのは、二つの書類を用意して申請センターに提出しろ、ということ。
 ・Urgent request
 ・Cancellation visa request
という紙。
1個目は、その名の通り「早くよこせ」という奴。2個目は「万が一のキャンセルレター」です。

1個目に書くことは、
 ・ビザ申請を出した日時
・出発日が間に合わないこと
 ・ビザ取得のデッドライン
 ・Contact information(JPNナンバーとか、住所とか)
だそうです。
2個目に書くことは、
・ビザ申請を出した日時
・出発日が間に合わないこと
 ・取れなかったらキャンセルしたいということ
 ・キャンセルした際にパスポートを受け取る日時と場所の指定
  (当然申請センターと書く)
になります。

俺の場合は、12月1日が土曜日だったので、11月30日にはほしいわけです。
話を聞くに、
・午前に申請を出すと午後に書類が大使館に移動する
・午後に書類を出すとその日のVISA受け渡し便の帰りの車で書類が大使館に移動
という仕組みらしい。
したがって、29日の午後までにレターを出せ、という指示を受けました。

実際レターを出したところ、翌日には処理されたので、めでたしめでたし、って感じです。
ただ、やはり10営業日を見てギリギリのケースのみが対応されるようで、今日申請、翌日Urgent Letterというのは受け付けていないとのこと。
したがって、それなりの誠意を見せればよさそうです。

帰国後に覚えていたら、俺が書いたレターをアップします。
オンラインからオフラインへのCancellation Letterをその場で書いている人も多いんですが、汚い文字&雑な英語で書いている人が多く、申請センターの人も対応が遅いようです。
一応小奇麗なレターでSignatureをつけたり、とちょっとした工夫をして提出してみたところ、オフラインの列に割り込みで出しても、すぐに対応していただけました。
やはりこのあたりはビジネスレターっぽく書いた方がよさそう、という印象を持ちました。

とりあえずインドビザを申請する際には、気をつけましょう。
なお、Yahoo知恵袋等で色んな情報提供がされていますが、それは個人の情報であって、インド大使館による情報ではありません。
つまり、それを信じたところでVISA取得に成功した1個人の昔の情報、にすぎません。
インドビザ申請センターに書いてある入力ルールに従って、自力でやることをお勧めします。。。

なお、ビザ申請にかかった費用は、、、
 申請料金 2,200(ざっくり)
 証明写真 1,600(800の二回。。。)
 計 3,800

あーあ、無駄な出費が増えました。

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